人間国宝 村山明

木工芸の人間国宝では8人目の認定者である[1]。日本工芸会理事、京都工芸美術作家協会副理事長、京都市芸術文化協会評議員[2]。京都市立美術大学(現、京都市立芸術大学)美術科彫刻専攻出身。

兵庫県尼崎市出身。学生時代から油絵を好み京都市立美術大学(現、京都市立芸術大学)に進むも大学では彫刻を専攻した。木工芸家黒田辰秋の長男が同大にいたことが縁で1966年大学卒業とともに黒田辰秋に師事(黒田は1970年に人間国宝に認定)。
1970年、第17回日本伝統工芸展入賞をきっかけに本格的な木工芸家となり、その後、宇治市に工房を構える。1989年には「欅拭漆盤」がイギリス、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館の収蔵品になる。作品は刳物を得意とし欅(ケヤキ)を好む。

木工芸の人間国宝では8人目の認定者である[1]。日本工芸会理事、京都工芸美術作家協会副理事長、京都市芸術文化協会評議員[2]。京都市立美術大学(現、京都市立芸術大学)美術科彫刻専攻出身。

兵庫県尼崎市出身。学生時代から油絵を好み京都市立美術大学(現、京都市立芸術大学)に進むも大学では彫刻を専攻した。木工芸家黒田辰秋の長男が同大にいたことが縁で1966年大学卒業とともに黒田辰秋に師事(黒田は1970年に人間国宝に認定)。
1970年、第17回日本伝統工芸展入賞をきっかけに本格的な木工芸家となり、その後、宇治市に工房を構える。1989年には「欅拭漆盤」がイギリス、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館の収蔵品になる。作品は刳物を得意とし欅(ケヤキ)を好む。

人間国宝 村山明

作品一覧

Career

1966年 京都市立美術大学(現・芸術大学)彫刻科卒業
1970年 「日本伝統工芸展」に初出品、朝日新聞社賞を受賞
1980年 「京都府工芸美術展」で最優秀賞受賞
1984年 大阪・梅田、阪急百貨店で初個展
1991年 NHK企画「工房探訪・つくる美の匠」に出品。東京日本橋・三越はじめ全国を巡回
1992年 「日本伝統工芸近畿支部展」で日本伝統工芸近畿賞を受賞
1995年 英国、ヴィクトリア&アルバート美術館での「JAPANESE CRAFT STUDIO展」に出品
1999年 NHK企画の「日本の工芸 『今』100選」に出品(パリ・三越エトワール)
2003年 国の重要無形文化財「木工芸」保持者(通称=人間国宝)に認定される
2004年 京都府文化功労賞を受賞
2005年 紫綬褒章を受章
2012年 内閣府企画「クールジャパンを活用した日本復興キャンペーン」に協力(パリ・装飾美術館など)
2014年 旭日小綬章を受章
2015年 作家集団・工芸京都代表に就任

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